2009年 04月 14日
オンナノコの成長 |
子供を扱ったフランス映画って、秀作が多いような気がします。
古くは 「禁じられた遊び」 「地下鉄のザジ」
一昨年に公開された 「チャーリーとパパの飛行機」 もよかったし、子供が子供らしい。
イギリスあたりの子供は、ハリポタ初期も含め、なにか度を越えた意地悪をするところがイヤです。
古いイタリア映画も、子供がよかった。
「自転車泥棒」 とか 「鉄道員」 とか。
さて、ちょっとおしゃまな少女が出てくるフランス映画
「ベティの小さな秘密」(2006年)。
オフィシャルサイトは ここ。
ベティ(アルバ=ガイア・クラゲード・ベルージ )は10歳。お化け屋敷のひとりでに開くドアが怖い。
お姉ちゃんのアニエスは、今日から寄宿学校に行ってしまうし。
塀を隔てて隣の精神病院の院長をしているパパ(ステファヌ・フレイス)とママ(マリア・ド・メデイルシュ)は、夜毎に言い争い。
ママは出て行ってしまうし、殺処分が予定されている犬のナッツを、パパは引き取らせてくれそうもない。
お手伝いに来ているローズ(ヨランダ・モロー)は、症状の軽い患者で、優しいけどしゃべらないし、やっぱり不安定。
つまり、ベティは寂しいんでした。
パパはゲームをしてくれたりするけど。
パパもいっぱいいっぱいです。
そんなとき、精神病院から患者が逃げ出して。
茂みに隠れていたその青年イヴォン(バンジャマン・ラヴォン)を、ベティは自転車小屋にかくまう。
病気で子供みたいになっているイヴォンを、ベティはかいがいしく世話します。
好きなヒトがいるの。
と、ママに告白したりしていますが、どうも初恋というよりは母性本能をくすぐられたというようにも見える。
学校でも、信じていた少年にまんまと引っかけられ(ひどい裏切りである)、絶望したベティは。
・・・・・・。
ちょっとした冒険と、あわやという出来事があります。
そして家族も、ベティも少しだけ変化する。
ベティ、かわいいです。
なかなか笑わないのが不憫。
でも、オフィシャルサイトにかわいい笑顔がありました。
パパ役のステファヌ・フレイス、ヴァンサン・カッセルに似ているなあ、と思いましたが、身内とかそういうわけではないようです。
「ミュンヘン」(2005年)に出ていたようですが、心当たりがありません。
ローズがなかなか印象的なキャラクターだったんですが、「パリ、ジュテーム」(2006年)のエピソード「エッフェル塔」で、パリの一人旅をしていた中年女性でした。
それから。
ベティが、子供にしかできないきわどい質問をします。精神科医の父親に、
「ヘンな人が好きなの?」
と尋ねる。
これ、オトナにはいえないセリフですね。
パパの答えはお楽しみに。ぜひご覧になってください。
古くは 「禁じられた遊び」 「地下鉄のザジ」
一昨年に公開された 「チャーリーとパパの飛行機」 もよかったし、子供が子供らしい。
イギリスあたりの子供は、ハリポタ初期も含め、なにか度を越えた意地悪をするところがイヤです。
古いイタリア映画も、子供がよかった。
「自転車泥棒」 とか 「鉄道員」 とか。
さて、ちょっとおしゃまな少女が出てくるフランス映画
「ベティの小さな秘密」(2006年)。
オフィシャルサイトは ここ。
ベティ(アルバ=ガイア・クラゲード・ベルージ )は10歳。お化け屋敷のひとりでに開くドアが怖い。
お姉ちゃんのアニエスは、今日から寄宿学校に行ってしまうし。
塀を隔てて隣の精神病院の院長をしているパパ(ステファヌ・フレイス)とママ(マリア・ド・メデイルシュ)は、夜毎に言い争い。
ママは出て行ってしまうし、殺処分が予定されている犬のナッツを、パパは引き取らせてくれそうもない。
お手伝いに来ているローズ(ヨランダ・モロー)は、症状の軽い患者で、優しいけどしゃべらないし、やっぱり不安定。
つまり、ベティは寂しいんでした。
パパはゲームをしてくれたりするけど。
パパもいっぱいいっぱいです。
そんなとき、精神病院から患者が逃げ出して。
茂みに隠れていたその青年イヴォン(バンジャマン・ラヴォン)を、ベティは自転車小屋にかくまう。
病気で子供みたいになっているイヴォンを、ベティはかいがいしく世話します。
好きなヒトがいるの。
と、ママに告白したりしていますが、どうも初恋というよりは母性本能をくすぐられたというようにも見える。
学校でも、信じていた少年にまんまと引っかけられ(ひどい裏切りである)、絶望したベティは。
・・・・・・。
ちょっとした冒険と、あわやという出来事があります。
そして家族も、ベティも少しだけ変化する。
ベティ、かわいいです。
なかなか笑わないのが不憫。
でも、オフィシャルサイトにかわいい笑顔がありました。
パパ役のステファヌ・フレイス、ヴァンサン・カッセルに似ているなあ、と思いましたが、身内とかそういうわけではないようです。
「ミュンヘン」(2005年)に出ていたようですが、心当たりがありません。
ローズがなかなか印象的なキャラクターだったんですが、「パリ、ジュテーム」(2006年)のエピソード「エッフェル塔」で、パリの一人旅をしていた中年女性でした。
それから。
ベティが、子供にしかできないきわどい質問をします。精神科医の父親に、
「ヘンな人が好きなの?」
と尋ねる。
これ、オトナにはいえないセリフですね。
パパの答えはお楽しみに。ぜひご覧になってください。
by mifuyusasa
| 2009-04-14 17:50
| DVD & Blu-Ray
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