2009年 10月 05日
ブラックコメディー。 |
ヒトラーおよびナチズムを扱った作品というと、一昔前のハリウッド映画だと、戦争映画でドイツ軍は単なる敵です。
そして、最近のアメリカ映画やドイツの映画だと、陰惨だったり悲痛だったりする場合が多いです。
(「イングロリアス・バスターズ」はどうなんだろう)
しかし。
この映画だと、ドイツ映画でユダヤ人監督によるユダヤ人が主人公の映画という条件にもかかわらず。
・・・笑える。
いや、、、笑っちゃいけないのかもしれませんが。
「わが教え子、ヒトラー」(2007年)。
オフィシャルサイトは ここ。
1944年末、ヒトラー総統(ヘルゲ・シュナイダー)は病的で気弱になっていて、プロパガンダ映画に仕立てる予定の新年の演説をぶち上げる自信がない。
そこで宣伝相ゲッベルス(シルヴェスター・グロート)は名案を思いつく。
世界的名優のアドルフ・グリュンバウム教授(ウルリッヒ・ミューエ)を呼び寄せ、演技指導をさせること。
問題はグリュンバウムがユダヤ人でザクセンハウゼン収容所にいるということなんですが、無理に呼び寄せる。
5日間でヒトラーを甦生させなければならないグリュンバウムは。
ちょっと変わった訓練を始めます。
なんというか・・・いじめてる感じも。。。
(殺そうとしたりして)
みんな隠し窓越しに見られてるんですけどね。
グリュンバウムは指導の代償として家族を収容所から解放させますが。
グリュンバウムの仕事は、家族にとっては当然ながら面白くないわけですね。
さて、総統は孤独です。
こっそり外に出かけて(犬と)、報告されているよりも街の破壊がひどいことを見てしまったりして。
がっかりしたらしい。。。
(この後のグリュンバウム夫人の行動が面白い・・・?・・・)
そして演説のときがせまり。
ああ、お髭が・・・。
というようないろいろなすったもんだの中、ハリボテの街をパレードして会場へ。
演説の首尾は・・・。
楽しいハナシじゃないし、結末も明るくないんですが、笑えてしまうんです。
で、ドイツの人がこういう映画を作ったということは、アンタッチャブルだった記憶がだんだんとこなれてきたということなのかなあ、と思いました。
そしてウルリッヒ・ミューエ、「善き人のためのソナタ」でも感動しましたが、名演です。
この人が早世したのは本当に惜しいです。
そして、最近のアメリカ映画やドイツの映画だと、陰惨だったり悲痛だったりする場合が多いです。
(「イングロリアス・バスターズ」はどうなんだろう)
しかし。
この映画だと、ドイツ映画でユダヤ人監督によるユダヤ人が主人公の映画という条件にもかかわらず。
・・・笑える。
いや、、、笑っちゃいけないのかもしれませんが。
「わが教え子、ヒトラー」(2007年)。
オフィシャルサイトは ここ。
1944年末、ヒトラー総統(ヘルゲ・シュナイダー)は病的で気弱になっていて、プロパガンダ映画に仕立てる予定の新年の演説をぶち上げる自信がない。
そこで宣伝相ゲッベルス(シルヴェスター・グロート)は名案を思いつく。
世界的名優のアドルフ・グリュンバウム教授(ウルリッヒ・ミューエ)を呼び寄せ、演技指導をさせること。
問題はグリュンバウムがユダヤ人でザクセンハウゼン収容所にいるということなんですが、無理に呼び寄せる。
5日間でヒトラーを甦生させなければならないグリュンバウムは。
ちょっと変わった訓練を始めます。
なんというか・・・いじめてる感じも。。。
(殺そうとしたりして)
みんな隠し窓越しに見られてるんですけどね。
グリュンバウムは指導の代償として家族を収容所から解放させますが。
グリュンバウムの仕事は、家族にとっては当然ながら面白くないわけですね。
さて、総統は孤独です。
こっそり外に出かけて(犬と)、報告されているよりも街の破壊がひどいことを見てしまったりして。
がっかりしたらしい。。。
(この後のグリュンバウム夫人の行動が面白い・・・?・・・)
そして演説のときがせまり。
ああ、お髭が・・・。
というようないろいろなすったもんだの中、ハリボテの街をパレードして会場へ。
演説の首尾は・・・。
楽しいハナシじゃないし、結末も明るくないんですが、笑えてしまうんです。
で、ドイツの人がこういう映画を作ったということは、アンタッチャブルだった記憶がだんだんとこなれてきたということなのかなあ、と思いました。
そしてウルリッヒ・ミューエ、「善き人のためのソナタ」でも感動しましたが、名演です。
この人が早世したのは本当に惜しいです。
by mifuyusasa
| 2009-10-05 19:57
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