2010年 02月 27日
原作も面白い |
ちょっと前にWOWOWで放送した映画
「戦場からの脱出」(2006年)
を見て、原作を読んでみたいな。と思ったのでした。
「ラオスからの生還 奇跡のサバイバル・ストーリー」
ディーター・デングラー 著 大日本絵画
映画だとあっという間に脱出し、数日で救出されたみたいな感じがしますが、かなり長い間、ジャングルをさまよっていたようです。
救出されてから、CIAから仲間に連れ戻してもらうところは映画のほうが面白いですが、その後の回復の過程については本が詳しい。
やっぱり夜中に暴れたりしたようです。
ジャングルをさまようディーター(クリスチャン・ベイル)たち。
蛇を生きたまま食べたり、なかなかオソロシイのでした。
捕虜になった兵士の手記を続けて、
「ブラヴォー・ツー・ゼロ SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録」
アンディ・マクナブ 著 ハヤカワ文庫
BBCのテレビムービーの
「ブラヴォー・ツー・ゼロ/サンドストーム」(1998年)
の原作。日本ではレンタルビデオしかありません。
湾岸戦争のときのイラク侵入なんて、めったにお目にかかれない話で面白いのに、DVDも出ていないのは残念です。
同じ著者の
「SAS戦闘員―最強の対テロ・特殊部隊の極秘記録 上・下」
ハヤカワ文庫
を読んでから読んだほうが、著者の生い立ちや訓練の状況がよくわかります。
ドラマではショーン・ビーンがアンディ役でした。
ショーンに戦闘服はよく似合っている。
けど、ちょっと筋肉のつき方が、SAS戦闘員にしてはヤワかも。。。
このところ読んだ本の中では、かなりのヒット作だった
「ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録」
マーク・ボウデン 著 ハヤカワ文庫
(なんでどの作品もサブタイトルが長いかな)
これは最初に単行本で刊行されたときは、
「強襲部隊 米最強スペシャル・フォースの戦闘記録」
というタイトルだったそうで、映画の公開にあわせて文庫化する際に、タイトルを変更したらしい。
この作品は映画も見ごたえがありましたが、本のほうではモガディシュの市民の側の視点から描かれている部分もあるし、映画では米軍だけだったような救出作戦が、多国籍軍の作戦だったこともわかります。
映画では視覚的に、本ではその背景を、補完しあってこれはぜひ両方ともあわせて鑑賞したいです。
戦闘の映像は、かなりの迫力でしたし。
マーク・ボウデンは、コロンビアの悪名高い麻薬王パブロ・エスコバルについてのドキュメンタリーも書いています。
「パブロを殺せ 史上最悪の麻薬王 VS コロンビア、アメリカ特殊部隊」
早川書房
このパブロ殺害作戦には、「ブラックホーク・ダウン」 の司令官ギャリソン将軍率いるデルタ・フォースがかかわっていました。
こちらの作品も、映画化が予定されているらしいです。
ハビエル・バルデム(パブロ・エスコバル決まりですね)、クリスチャン・ベイルが出演する・・・という記事が3年前に出ていて、どうやら2011年公開、まだ何も作業始まっておらず、ということみたいですね。
記事は こちら。
その記事によれば、パブロの弟の手記を元にした映画を、オリヴァー・ストーン監督も準備しているそうです。
それはぜひ見てみたいな。
以上のラインナップからは、ジャンルが完全に外れてしまいますが、これも面白かった。
「スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編」
スティーヴン・キング 著 新潮文庫
映画は、ずっと昔に見ました。
(よく覚えていない)
線路をずんずん歩いて死体を見つけに行く物語だった。。。
スティーヴン・キング原作の映画にしては、アクマも出てこないし普通の青春(?)群像だったなあ、という記憶がありました。
キングの本は初めて読んだんですが、原作も純文学的で胸の痛いような内容でした。
キング的には同時収録の
「マンハッタンの奇譚クラブ」
のほうが、ゴシック・ホラー的で彼らしいかも。
(心温まるスプラッタ・・・?)
というわけで、映画の原作もいろいろと面白いのでした。
(以上全部、図書館で借りました。「ブラックホーク・ダウン」は購入を考えています)
「戦場からの脱出」(2006年)
を見て、原作を読んでみたいな。と思ったのでした。
「ラオスからの生還 奇跡のサバイバル・ストーリー」
ディーター・デングラー 著 大日本絵画
映画だとあっという間に脱出し、数日で救出されたみたいな感じがしますが、かなり長い間、ジャングルをさまよっていたようです。
救出されてから、CIAから仲間に連れ戻してもらうところは映画のほうが面白いですが、その後の回復の過程については本が詳しい。
やっぱり夜中に暴れたりしたようです。
ジャングルをさまようディーター(クリスチャン・ベイル)たち。
蛇を生きたまま食べたり、なかなかオソロシイのでした。
捕虜になった兵士の手記を続けて、
「ブラヴォー・ツー・ゼロ SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録」
アンディ・マクナブ 著 ハヤカワ文庫
BBCのテレビムービーの
「ブラヴォー・ツー・ゼロ/サンドストーム」(1998年)
の原作。日本ではレンタルビデオしかありません。
湾岸戦争のときのイラク侵入なんて、めったにお目にかかれない話で面白いのに、DVDも出ていないのは残念です。
同じ著者の
「SAS戦闘員―最強の対テロ・特殊部隊の極秘記録 上・下」
ハヤカワ文庫
を読んでから読んだほうが、著者の生い立ちや訓練の状況がよくわかります。
ドラマではショーン・ビーンがアンディ役でした。
ショーンに戦闘服はよく似合っている。
けど、ちょっと筋肉のつき方が、SAS戦闘員にしてはヤワかも。。。
このところ読んだ本の中では、かなりのヒット作だった
「ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録」
マーク・ボウデン 著 ハヤカワ文庫
(なんでどの作品もサブタイトルが長いかな)
これは最初に単行本で刊行されたときは、
「強襲部隊 米最強スペシャル・フォースの戦闘記録」
というタイトルだったそうで、映画の公開にあわせて文庫化する際に、タイトルを変更したらしい。
この作品は映画も見ごたえがありましたが、本のほうではモガディシュの市民の側の視点から描かれている部分もあるし、映画では米軍だけだったような救出作戦が、多国籍軍の作戦だったこともわかります。
映画では視覚的に、本ではその背景を、補完しあってこれはぜひ両方ともあわせて鑑賞したいです。
戦闘の映像は、かなりの迫力でしたし。
マーク・ボウデンは、コロンビアの悪名高い麻薬王パブロ・エスコバルについてのドキュメンタリーも書いています。
「パブロを殺せ 史上最悪の麻薬王 VS コロンビア、アメリカ特殊部隊」
早川書房
このパブロ殺害作戦には、「ブラックホーク・ダウン」 の司令官ギャリソン将軍率いるデルタ・フォースがかかわっていました。
こちらの作品も、映画化が予定されているらしいです。
ハビエル・バルデム(パブロ・エスコバル決まりですね)、クリスチャン・ベイルが出演する・・・という記事が3年前に出ていて、どうやら2011年公開、まだ何も作業始まっておらず、ということみたいですね。
記事は こちら。
その記事によれば、パブロの弟の手記を元にした映画を、オリヴァー・ストーン監督も準備しているそうです。
それはぜひ見てみたいな。
以上のラインナップからは、ジャンルが完全に外れてしまいますが、これも面白かった。
「スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編」
スティーヴン・キング 著 新潮文庫
映画は、ずっと昔に見ました。
(よく覚えていない)
線路をずんずん歩いて死体を見つけに行く物語だった。。。
スティーヴン・キング原作の映画にしては、アクマも出てこないし普通の青春(?)群像だったなあ、という記憶がありました。
キングの本は初めて読んだんですが、原作も純文学的で胸の痛いような内容でした。
キング的には同時収録の
「マンハッタンの奇譚クラブ」
のほうが、ゴシック・ホラー的で彼らしいかも。
(心温まるスプラッタ・・・?)
というわけで、映画の原作もいろいろと面白いのでした。
(以上全部、図書館で借りました。「ブラックホーク・ダウン」は購入を考えています)
by mifuyusasa
| 2010-02-27 11:17
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