2010年 12月 14日
ピン・ポン・パン |
オペラ「トゥーランドット」 の
「誰も寝てはならぬ」
は、どうして誰も寝てはならんのだろうか。
字幕付き映画でぜひやってほしい、トゥーランドット。
・・・と、前に記事にしたところ、punktさんがコメントで、NHK bshi で放送することを教えてくださいました。
「華麗なるメトロポリタンオペラ」。
11月23日からオペラ4作立て続けに放送。
番組サイトは ここ。
で、「アイーダ」 と 「トゥーランドット」 を録画したんですが、長いのでなかなか本腰を入れて見られなかった。
やっと見ました。
「トゥーランドット」
ちらっと見られる予告編は ここ。
舞台はいつともしれぬ、伝説時代の北京・・・。
皇帝(チャールズ・アンソニー)の美しい姫君トゥーランドット(マリア・グレギーナ)は、ムコ取りが嫌で候補者に謎をかけ、解けなかったら殺してしまう、というアブナイお姫様です。
今日もペルシャの王子様が斬首に。
そんな広場でタタールの王子カラフ(マルチェルロ・ジョルダーニ)は、王位から追われて生き別れになっていた父(サミュエル・レイミー)と侍女リュー(マリーナ・ポプラフスカヤ)と再会。
・・・の喜びもつかの間、トゥーランドット姫のあまりの美しさに、王子はふらふらとムコに立候補することに。
みんなが引きとめるんですが、王子は次々と謎を解きます。
トゥーランドットは 結婚するのはヤダ、とごねるので、王子は
じゃ、私が出す謎が解けたら潔く死ぬから。
って、死ぬ?なんでそんな展開に?
姫は 王子から出された謎が解けるまで、誰も寝てはならぬ。 とお触れを出し、それについて王子が朗々と歌い上げているのが、
「誰も寝てはならぬ Nessun dorma」。
あー。なるほど。
その後、
あんたたち二人だけでシアワセになっていいのか?
という、恐るべき展開になりますが、めでたく終わります(めでたくないような)。
演出は、映画 「ロミオとジュリエット」(1968年)、「永遠のマリア・カラス」(2002年) などの監督フランコ・ゼッフィレッリ、舞台がとてもゴージャスです。
そして一幕ごとにカーテンコール、幕間にキャストのインタビューが入っていたりして楽しい。
ほとんど ゆるキャラ な3人の大臣の名前が ピン、ポン、パン で、この3人好きです。
閻魔大王みたいなかぶり物で派手な道服を着て扇子持って、それなのにイタリア語で歌って踊っているギャップがかわいい。
カーテンコールのおかげで、歌うピン・ポン・パンと踊るピン・ポン・パンはキャストが違うことがわかりました。(踊るピン・ポン・パンは京劇のメイクとお面)
字幕と説明とインタビュー入りで至れり尽くせり、内容がわかってみるとオペラって通俗大衆娯楽小説。。。(そういえば唯一ナマで見た 「カルメン」 も、どろどろ昼メロでした)
さあ、「アイーダ」 は3時間だー。長いからまた今度。
(punktさん、情報ありがとうございました~)
(この数日キラキラですよ、このブログ。バレエにベルばらにオペラ)
「誰も寝てはならぬ」
は、どうして誰も寝てはならんのだろうか。
字幕付き映画でぜひやってほしい、トゥーランドット。
・・・と、前に記事にしたところ、punktさんがコメントで、NHK bshi で放送することを教えてくださいました。
「華麗なるメトロポリタンオペラ」。
11月23日からオペラ4作立て続けに放送。
番組サイトは ここ。
で、「アイーダ」 と 「トゥーランドット」 を録画したんですが、長いのでなかなか本腰を入れて見られなかった。
やっと見ました。
「トゥーランドット」
ちらっと見られる予告編は ここ。
舞台はいつともしれぬ、伝説時代の北京・・・。
皇帝(チャールズ・アンソニー)の美しい姫君トゥーランドット(マリア・グレギーナ)は、ムコ取りが嫌で候補者に謎をかけ、解けなかったら殺してしまう、というアブナイお姫様です。
今日もペルシャの王子様が斬首に。
そんな広場でタタールの王子カラフ(マルチェルロ・ジョルダーニ)は、王位から追われて生き別れになっていた父(サミュエル・レイミー)と侍女リュー(マリーナ・ポプラフスカヤ)と再会。
・・・の喜びもつかの間、トゥーランドット姫のあまりの美しさに、王子はふらふらとムコに立候補することに。
みんなが引きとめるんですが、王子は次々と謎を解きます。
トゥーランドットは 結婚するのはヤダ、とごねるので、王子は
じゃ、私が出す謎が解けたら潔く死ぬから。
って、死ぬ?なんでそんな展開に?
姫は 王子から出された謎が解けるまで、誰も寝てはならぬ。 とお触れを出し、それについて王子が朗々と歌い上げているのが、
「誰も寝てはならぬ Nessun dorma」。
あー。なるほど。
その後、
あんたたち二人だけでシアワセになっていいのか?
という、恐るべき展開になりますが、めでたく終わります(めでたくないような)。
演出は、映画 「ロミオとジュリエット」(1968年)、「永遠のマリア・カラス」(2002年) などの監督フランコ・ゼッフィレッリ、舞台がとてもゴージャスです。
そして一幕ごとにカーテンコール、幕間にキャストのインタビューが入っていたりして楽しい。
ほとんど ゆるキャラ な3人の大臣の名前が ピン、ポン、パン で、この3人好きです。
閻魔大王みたいなかぶり物で派手な道服を着て扇子持って、それなのにイタリア語で歌って踊っているギャップがかわいい。
カーテンコールのおかげで、歌うピン・ポン・パンと踊るピン・ポン・パンはキャストが違うことがわかりました。(踊るピン・ポン・パンは京劇のメイクとお面)
字幕と説明とインタビュー入りで至れり尽くせり、内容がわかってみるとオペラって通俗大衆娯楽小説。。。(そういえば唯一ナマで見た 「カルメン」 も、どろどろ昼メロでした)
さあ、「アイーダ」 は3時間だー。長いからまた今度。
(punktさん、情報ありがとうございました~)
(この数日キラキラですよ、このブログ。バレエにベルばらにオペラ)
by mifuyusasa
| 2010-12-14 16:12
| on TV
|
Comments(2)
「トゥーランドット」は華麗なステージでしたね。
出演していた歌手のみなさんが、けっこう見た目も素敵な方たちだったので良かったです。
「アイーダ」はちょっとドスコイ系だったのが残念でしたが。
今回NHKで放送されたのは、昨年、METライブビューイングとして映画館で上映されていたものの中の4作品のようです。
今年のMETライブビューイングがなかなか良くて、現在私はちょっとオペラがマイブームです。
出演していた歌手のみなさんが、けっこう見た目も素敵な方たちだったので良かったです。
「アイーダ」はちょっとドスコイ系だったのが残念でしたが。
今回NHKで放送されたのは、昨年、METライブビューイングとして映画館で上映されていたものの中の4作品のようです。
今年のMETライブビューイングがなかなか良くて、現在私はちょっとオペラがマイブームです。
Commented
by
mifuyusasa at 2010-12-16 14:43
<punktさま。
おかげさまでオペラ鑑賞が気楽にできました。
ありがとうございました。
「トゥーランドット」、豪華できれいでしたね。
歌手の皆さん、姫はやや横幅がありましたが、みんな見た目もよくて。
とくにリュー役の歌手がきれいでした。
「アイーダ」はドスコイ系ですか。心して見ます。
画質もよくて大画面で見るときれいだろうなあ、という感じでした。
オペラって字幕付きだと楽しいですね。
私もハマろうかなー。
おかげさまでオペラ鑑賞が気楽にできました。
ありがとうございました。
「トゥーランドット」、豪華できれいでしたね。
歌手の皆さん、姫はやや横幅がありましたが、みんな見た目もよくて。
とくにリュー役の歌手がきれいでした。
「アイーダ」はドスコイ系ですか。心して見ます。
画質もよくて大画面で見るときれいだろうなあ、という感じでした。
オペラって字幕付きだと楽しいですね。
私もハマろうかなー。