2012年 10月 19日
無理に映画にこじつけるマルタ騎士団 |
弟に以前
世界飛び地領土研究会
という、妙に面白いサイトを教えてもらい、しばらく楽しみました。
飛び地にもいろんな飛び地があって、それを検索するだけでもけっこう時間がかかります。
そのなかに
非公認の国々
というジャンルがあり、さらにそのなかに
領土がないのに多くの国から認められている国
として、
マルタ騎士団
があります。
正式名称:ロードス及びマルタ、エルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会
首都(本部ビル)はローマにあり、イタリア政府によって治外法権が認められているそうです。
この国というか団体が映画で取り上げられたのは、十字軍関係以外では、私が知っているのは
「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」(2007年TVM、2010年劇場版として日本公開)
オフィシャルサイトは ここ。
最近WOWOWで放送していたのをちょっとだけ見ました。
番組案内は ここ。
私がテレビで見たのはちょうど、放浪のというか放蕩の画家カラヴァッジョ(アレッシオ・ボーニ)が、マルタ騎士団長アレフ・ド・ヴィニャンクール(フランソワ・モンタギュー)の知遇を得て、代表作 「洗礼者聖ヨハネの斬首」 を描き上げ、待望の騎士の称号を得たのに。
生来の喧嘩っ早さと気位の高さが災いし、他の騎士と決闘。(というか喧嘩)
傷害罪でとらえられ、聖アンジェロ砦の地下牢に収監、しかし辛くも脱出。
・・・という、マルタ島だけに関係した場面でした。(でもロケはやっていないらしい)
この 「洗礼者聖ヨハネの斬首」 という、カラヴァッジョ最大(3mx5m)で、唯一騎士の称号つきフルネームが直筆で署名されている作品は、ヴァレッタの聖ヨハネ大聖堂の付属美術館所蔵。
この美術館には、もう一品カラヴァッジョの作品 「聖ヒエロニムス」が展示されています。
聖ヨハネ大聖堂のファサードです。
入ると床はほぼ一面、騎士たちの墓標。(踏んで歩く)
色大理石のモザイク、日本人の心情としては、どこを踏んで歩いたらよいやら。
そして目をあげると、壁一面キンキラである。
一面これなので、もはや写真を撮るのも忘れます。
歴代騎士団長の墓廟が、それぞれの個性を現していて面白かった。
騎士団長の宮殿は、今は議事堂になっています。衛兵が守っている。
宮殿の中はこんな感じ。
武器庫が博物館になっていて、いろんな武器が展示してありましたが、このカブトなのか面当てなのか、あまりの可愛さに笑い止まらず。
さて、ヴァレッタに本部が移転される前の騎士団の本拠地だったのが対岸のヴィットリオーザで、そこにある聖ローレンス教会。
内陣は素朴ですが。
あちらこちらに、聖ヨハネ十字が。
付属博物館になっている聖ヨセフ礼拝堂には、騎士団長ラ・ヴァレットの剣と帽子が展示してありました。
さて、聖エルモ砦が修復中のため、楽しみにしていたヨハネ騎士団のパレードが見られなかったんですが、ミュージカル仕立てのナイトショーに行ってきました。
この二人の騎士様たちの間に挟まって記念撮影をしました。
右の鷹匠さんが、下の記事の崖で、翌日偶然再会した鷹匠さんです。
(覚えていてくれた)
というわけで、無理やりマルタ騎士団な本日の投稿でした。
追記 :
夜のイムディーナの街で、シルエットも怪しくいきなり現れた、各国語で 私は騎士団長です。 と名乗りを上げる元校長先生の騎士団長さん。
日本語でも名乗ってました。(丸暗記したらしい)
ボランティアで観光客のためのイベントに参加しているそうです。
(左右に私と夫が立っています)
世界飛び地領土研究会
という、妙に面白いサイトを教えてもらい、しばらく楽しみました。
飛び地にもいろんな飛び地があって、それを検索するだけでもけっこう時間がかかります。
そのなかに
非公認の国々
というジャンルがあり、さらにそのなかに
領土がないのに多くの国から認められている国
として、
マルタ騎士団
があります。
正式名称:ロードス及びマルタ、エルサレムの聖ヨハネ病院独立騎士修道会
首都(本部ビル)はローマにあり、イタリア政府によって治外法権が認められているそうです。
この国というか団体が映画で取り上げられたのは、十字軍関係以外では、私が知っているのは
「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」(2007年TVM、2010年劇場版として日本公開)
オフィシャルサイトは ここ。
最近WOWOWで放送していたのをちょっとだけ見ました。
番組案内は ここ。
私がテレビで見たのはちょうど、放浪のというか放蕩の画家カラヴァッジョ(アレッシオ・ボーニ)が、マルタ騎士団長アレフ・ド・ヴィニャンクール(フランソワ・モンタギュー)の知遇を得て、代表作 「洗礼者聖ヨハネの斬首」 を描き上げ、待望の騎士の称号を得たのに。
生来の喧嘩っ早さと気位の高さが災いし、他の騎士と決闘。(というか喧嘩)
傷害罪でとらえられ、聖アンジェロ砦の地下牢に収監、しかし辛くも脱出。
・・・という、マルタ島だけに関係した場面でした。(でもロケはやっていないらしい)
この 「洗礼者聖ヨハネの斬首」 という、カラヴァッジョ最大(3mx5m)で、唯一騎士の称号つきフルネームが直筆で署名されている作品は、ヴァレッタの聖ヨハネ大聖堂の付属美術館所蔵。
この美術館には、もう一品カラヴァッジョの作品 「聖ヒエロニムス」が展示されています。
聖ヨハネ大聖堂のファサードです。
入ると床はほぼ一面、騎士たちの墓標。(踏んで歩く)
色大理石のモザイク、日本人の心情としては、どこを踏んで歩いたらよいやら。
そして目をあげると、壁一面キンキラである。
一面これなので、もはや写真を撮るのも忘れます。
歴代騎士団長の墓廟が、それぞれの個性を現していて面白かった。
騎士団長の宮殿は、今は議事堂になっています。衛兵が守っている。
宮殿の中はこんな感じ。
武器庫が博物館になっていて、いろんな武器が展示してありましたが、このカブトなのか面当てなのか、あまりの可愛さに笑い止まらず。
さて、ヴァレッタに本部が移転される前の騎士団の本拠地だったのが対岸のヴィットリオーザで、そこにある聖ローレンス教会。
内陣は素朴ですが。
あちらこちらに、聖ヨハネ十字が。
付属博物館になっている聖ヨセフ礼拝堂には、騎士団長ラ・ヴァレットの剣と帽子が展示してありました。
さて、聖エルモ砦が修復中のため、楽しみにしていたヨハネ騎士団のパレードが見られなかったんですが、ミュージカル仕立てのナイトショーに行ってきました。
この二人の騎士様たちの間に挟まって記念撮影をしました。
右の鷹匠さんが、下の記事の崖で、翌日偶然再会した鷹匠さんです。
(覚えていてくれた)
というわけで、無理やりマルタ騎士団な本日の投稿でした。
追記 :
夜のイムディーナの街で、シルエットも怪しくいきなり現れた、各国語で 私は騎士団長です。 と名乗りを上げる元校長先生の騎士団長さん。
日本語でも名乗ってました。(丸暗記したらしい)
ボランティアで観光客のためのイベントに参加しているそうです。
(左右に私と夫が立っています)
by mifuyusasa
| 2012-10-19 16:23
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