2007年 09月 20日
あだ花 |
日中戦争が始まり、日本が帝国主義的侵略を進めようとするころの中国。
・・・というと、「ラスト・エンペラー」 を思い出したりしますが、そういうころの上海。
「上海バンスキング」
のころの上海・・・。
そこに登場する、謀略家らしい日本人が、真田広之。
というのは、いいすね。
侵略する側として見るのは、なんかちょっと自虐的な感じもしないではないですが。
で、借りてみました、
「上海の伯爵夫人」。
オフィシャルサイトは ここ。
家族も視力も失い、孤独に過ごす元外交官のジャクソン(レイフ・ファインズ)。
亡命ロシア人で、伯爵夫人だった、今ではクラブのホステス・ソフィア(ナターシャ・リチャードソン)。
家計を支えるために身を落としたソフィアを、親族は娘からさえも遠ざけようとするのですが、そんな中でもソフィアは気品を失いません。
そして、そのソフィアの声に理想の悲劇性を見出すジャクソン。
彼の夢は、自分の理想のバーを作ること。
近づいてきた謎の日本人、マツダ(真田広之)にジャクソンは夢を語ります。
どうやら日本軍の侵略の先々に現れる黒幕かなんかであるらしいマツダですが、ジャクソンには友情を感じている。
こういう役を、脂ぎったおっさんではなく、真田広之がきっちりと品位を保った人物として演じているのが好ましいです。
しかしご時勢柄、やはり夢は一時のあだ花。
惹かれあう二人ですが・・・(たぶん)。
この場面は、ひやりとしました。
侵略と混乱。
でも、陰惨な終わり方ではなく、明るかったのがよかったです。
レイフ・ファインズが盲目の男性を演じているのですが、その視線の泳がせ方が、自分の内部に向けられているのではないか、と思われました。
いやほんと、ほっとする終わり方でよかった。
マツダ という人物、石原莞爾とか甘粕正彦とか、そんな感じかなあと思っていたのですが、そういう軍部直結型ではなかったですね。
モデルはいるのでしょうか。誰だろう・・・。
・・・というと、「ラスト・エンペラー」 を思い出したりしますが、そういうころの上海。
「上海バンスキング」
のころの上海・・・。
そこに登場する、謀略家らしい日本人が、真田広之。
というのは、いいすね。
侵略する側として見るのは、なんかちょっと自虐的な感じもしないではないですが。
で、借りてみました、
「上海の伯爵夫人」。
オフィシャルサイトは ここ。
家族も視力も失い、孤独に過ごす元外交官のジャクソン(レイフ・ファインズ)。
亡命ロシア人で、伯爵夫人だった、今ではクラブのホステス・ソフィア(ナターシャ・リチャードソン)。
家計を支えるために身を落としたソフィアを、親族は娘からさえも遠ざけようとするのですが、そんな中でもソフィアは気品を失いません。
そして、そのソフィアの声に理想の悲劇性を見出すジャクソン。
彼の夢は、自分の理想のバーを作ること。
近づいてきた謎の日本人、マツダ(真田広之)にジャクソンは夢を語ります。
どうやら日本軍の侵略の先々に現れる黒幕かなんかであるらしいマツダですが、ジャクソンには友情を感じている。
こういう役を、脂ぎったおっさんではなく、真田広之がきっちりと品位を保った人物として演じているのが好ましいです。
しかしご時勢柄、やはり夢は一時のあだ花。
惹かれあう二人ですが・・・(たぶん)。
この場面は、ひやりとしました。
侵略と混乱。
でも、陰惨な終わり方ではなく、明るかったのがよかったです。
レイフ・ファインズが盲目の男性を演じているのですが、その視線の泳がせ方が、自分の内部に向けられているのではないか、と思われました。
いやほんと、ほっとする終わり方でよかった。
マツダ という人物、石原莞爾とか甘粕正彦とか、そんな感じかなあと思っていたのですが、そういう軍部直結型ではなかったですね。
モデルはいるのでしょうか。誰だろう・・・。
by mifuyusasa
| 2007-09-20 19:52
| DVD & Blu-Ray
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