2008年 08月 21日
なぜ今この映画か。 |
公開当時、原作を読んで
これを映像で見るのはたまらんな。
と思いました。
特に映画館の大画面で見るのはつらそう。
フランクル著「夜と霧」を持っていますが、眼を通すのは数年に一度です。写真がつらい。
それで見ないままに年月が過ぎてしまいました。
先日、NHK BS2 で
「アメリカ映画 勇気と感動のBest100」
というのを放送したとき、ベスト3に入ったこの作品。
重過ぎるんじゃないか。
と思っていたのが 勇気と感動?
NHK BSハイビジョンで24日に放送しますが、うちはアナログなので見られない。
DVDを借りてみることに。
「シンドラーのリスト」(1993年)。
オフィシャルサイトは ここ。
オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、酒好き女好きでやり手の実業家。
マメな賄賂で軍のお偉方に取り入り、ユダヤ人から摂取した軍需工場を手に入れ、安く使えるユダヤ人を労働者に。
会計士のユダヤ人イツァーク・シュテルン(ベン・キングスレー)を右腕に。
収容所長のアーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)にもうまく取り入る。
このゲートというのがイカレたやつで、意味もなくユダヤ人を射殺する習癖がある。
連行され、殺害されるユダヤ人たち。
欲得ずくで始めたシンドラーでしたが。
何かが・・・。
収容所の閉鎖に伴い、シンドラーは工場をチェコに移転することを決意、ユダヤ人労働者をも移転させようと画策。
1200人のユダヤ人の リスト が作られる・・・。
貨車での輸送は非人道的で。
もはやこれまでか。というハプニングもありますが。
シンドラーは「彼の」ユダヤ人たちを守りぬく。
敗戦を知らせる演説と、それに続くラストは感動です。
シンドラーのユダヤ人たちの子孫は、今では6000人になっているそうで。
面白いのは、戦後鳴かず飛ばずでアルゼンチンに渡り、そこでの農場経営にも失敗して奥さんを捨ててドイツに逃げ、ユダヤ人たちに面倒を見てもらって余生を送った、という、やっぱ食えないやつだったか。というところ。
それから、ゲート少尉。
見ていてこれほど腹の立つキャラクターはいない、という意味でのレイフ・ファインズの熱演、主演のリーアム・ニーソンと並んでオスカーノミネート。
末路を見届けたい、と思ったら、映画で処刑場面までやりました。
ところが。
YouTube に「アーモン・ゲートの実際の処刑場面」というビデオが出ていて、つい見てしまいました。(誰がアップしたんだ)
映画よりも無残・・・。
(ゲートを英雄視している人々もいるようです。サイトがある。ネオナチかな)
これを映像で見るのはたまらんな。
と思いました。
特に映画館の大画面で見るのはつらそう。
フランクル著「夜と霧」を持っていますが、眼を通すのは数年に一度です。写真がつらい。
それで見ないままに年月が過ぎてしまいました。
先日、NHK BS2 で
「アメリカ映画 勇気と感動のBest100」
というのを放送したとき、ベスト3に入ったこの作品。
重過ぎるんじゃないか。
と思っていたのが 勇気と感動?
NHK BSハイビジョンで24日に放送しますが、うちはアナログなので見られない。
DVDを借りてみることに。
「シンドラーのリスト」(1993年)。
オフィシャルサイトは ここ。
オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、酒好き女好きでやり手の実業家。
マメな賄賂で軍のお偉方に取り入り、ユダヤ人から摂取した軍需工場を手に入れ、安く使えるユダヤ人を労働者に。
会計士のユダヤ人イツァーク・シュテルン(ベン・キングスレー)を右腕に。
収容所長のアーモン・ゲート少尉(レイフ・ファインズ)にもうまく取り入る。
このゲートというのがイカレたやつで、意味もなくユダヤ人を射殺する習癖がある。
連行され、殺害されるユダヤ人たち。
欲得ずくで始めたシンドラーでしたが。
何かが・・・。
収容所の閉鎖に伴い、シンドラーは工場をチェコに移転することを決意、ユダヤ人労働者をも移転させようと画策。
1200人のユダヤ人の リスト が作られる・・・。
貨車での輸送は非人道的で。
もはやこれまでか。というハプニングもありますが。
シンドラーは「彼の」ユダヤ人たちを守りぬく。
敗戦を知らせる演説と、それに続くラストは感動です。
シンドラーのユダヤ人たちの子孫は、今では6000人になっているそうで。
面白いのは、戦後鳴かず飛ばずでアルゼンチンに渡り、そこでの農場経営にも失敗して奥さんを捨ててドイツに逃げ、ユダヤ人たちに面倒を見てもらって余生を送った、という、やっぱ食えないやつだったか。というところ。
それから、ゲート少尉。
見ていてこれほど腹の立つキャラクターはいない、という意味でのレイフ・ファインズの熱演、主演のリーアム・ニーソンと並んでオスカーノミネート。
末路を見届けたい、と思ったら、映画で処刑場面までやりました。
ところが。
YouTube に「アーモン・ゲートの実際の処刑場面」というビデオが出ていて、つい見てしまいました。(誰がアップしたんだ)
映画よりも無残・・・。
(ゲートを英雄視している人々もいるようです。サイトがある。ネオナチかな)
by mifuyusasa
| 2008-08-21 17:57
| DVD & Blu-Ray
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