2009年 03月 27日
「ワルキューレ」 |
「ヒトラー暗殺計画」(中公新書)
という本を持っています。
だから事件の流れはたぶん押さえている。
先日はWOWOWでの放送の
「オペレーション・ワルキューレ」(2004年)
も見て、ヴィジュアルなイメージもできましたし。
こうなったらどうしても見に行かなくちゃ。
(ネタバレまったくかまわない人です)
製作中のいろんなトラブルのニュースを見聞きしたり、公開延期になったりするたびにやきもきした
「ワルキューレ」。
観に行ってきました。
オフィシャルサイトは ここ。
1943年、アフリカ戦線。
東部戦線から赴任してきたシュタウフェンベルグ大佐(トム・クルーズ)。
指揮官の将軍(バーナード・ヒル)に戦線の後退を進言している最中に。
爆撃。
負傷。右手首から先と左手薬指・小指、左目を失う。
あ、これ結婚指輪、首にかけているんですね。気がつかなかった。
1944年、本国の参謀本部勤務となった彼は、祖国の危機を救うために、ヒトラー(デヴィッド・バンバー)暗殺を考えるようになる。
おりしも同様の危機感を抱いていた軍上層部のメンバーのトレスコウ少将(ケネス・ブラナー)、オルブリヒト将軍(ビル・ナイ)、ベック将軍(テレンス・スタンプ)らとともに計画を立案。
非常事態に発動される 「ワルキューレ作戦」 を利用することを決意。
ヒトラー側近の通信担当将軍フェルギーベル(エディ・イザード)をも引き入れ。
作戦の改ざんをひそかに行ったりしながら。
何度かの延期を経験した後、1944年7月20日、決行。
しかし、いくつかの偶発事が作戦の進行を・・・。
「ワルキューレ作戦」発動の際の予備軍の指揮官レーマー少佐がトーマス・クレッチマン。
たしかに重要な役割ではあるんですが、それにしても露出の多い登場の仕方で。
クレッチマン、あるいはドイツ人の顔を立てたということかなあ、と思いました。
(さすが、ナチの軍服がよく似合っている)
彼がいっぱい出ているのは、個人的には嬉しい。
ともあれ、予備軍によりベルリンは封鎖。
しかしヒトラーは・・・。
ヘフテン中尉の最後の行動の場面は、私としてはドイツ版のテレビ映画のほうが好きでした。まあ、一瞬のことなんですが。
そして関係者は結局。
演出というか、ドラマの盛り上がり方は さすがハリウッド、という感じでした。
ヒロイックな面を際立たせているし、緊迫感が途切れません。
シュタウフェンベルグ大佐と家族との関係も、効果的な描かれ方でした。
制帽をかぶって敬礼するオチビちゃんがかわいかったな・・・。
トム・クルーズ、やっぱり華のある俳優さんですね。かっこよかった。
手首までしかない右手を上げて「ハイル、ヒットラー!」を叫ぶ場面なんて、怖いくらいに迫力がありました。
ドイツ版のポスターもなかなか良いです。
普段は特定の俳優が出演する映画のパンフレットしか買わないことにしているんですが、これはついつい購入してしまいました。
今、反芻しているところです。
見終わってからロビーで
ドイツ語じゃなくて英語というのはヘンですなあ。
と語り合っているおじいさんがいましたが、まあジンギスカンをジョン・ウェインが演じたり、エリザベス・テイラーがクレオパトラを演じたりするのがハリウッドですから・・・。
ドイツの俳優さんが多数出演していたということで良し、と。
という本を持っています。
だから事件の流れはたぶん押さえている。
先日はWOWOWでの放送の
「オペレーション・ワルキューレ」(2004年)
も見て、ヴィジュアルなイメージもできましたし。
こうなったらどうしても見に行かなくちゃ。
(ネタバレまったくかまわない人です)
製作中のいろんなトラブルのニュースを見聞きしたり、公開延期になったりするたびにやきもきした
「ワルキューレ」。
観に行ってきました。
オフィシャルサイトは ここ。
1943年、アフリカ戦線。
東部戦線から赴任してきたシュタウフェンベルグ大佐(トム・クルーズ)。
指揮官の将軍(バーナード・ヒル)に戦線の後退を進言している最中に。
爆撃。
負傷。右手首から先と左手薬指・小指、左目を失う。
あ、これ結婚指輪、首にかけているんですね。気がつかなかった。
1944年、本国の参謀本部勤務となった彼は、祖国の危機を救うために、ヒトラー(デヴィッド・バンバー)暗殺を考えるようになる。
おりしも同様の危機感を抱いていた軍上層部のメンバーのトレスコウ少将(ケネス・ブラナー)、オルブリヒト将軍(ビル・ナイ)、ベック将軍(テレンス・スタンプ)らとともに計画を立案。
非常事態に発動される 「ワルキューレ作戦」 を利用することを決意。
ヒトラー側近の通信担当将軍フェルギーベル(エディ・イザード)をも引き入れ。
作戦の改ざんをひそかに行ったりしながら。
何度かの延期を経験した後、1944年7月20日、決行。
しかし、いくつかの偶発事が作戦の進行を・・・。
「ワルキューレ作戦」発動の際の予備軍の指揮官レーマー少佐がトーマス・クレッチマン。
たしかに重要な役割ではあるんですが、それにしても露出の多い登場の仕方で。
クレッチマン、あるいはドイツ人の顔を立てたということかなあ、と思いました。
(さすが、ナチの軍服がよく似合っている)
彼がいっぱい出ているのは、個人的には嬉しい。
ともあれ、予備軍によりベルリンは封鎖。
しかしヒトラーは・・・。
ヘフテン中尉の最後の行動の場面は、私としてはドイツ版のテレビ映画のほうが好きでした。まあ、一瞬のことなんですが。
そして関係者は結局。
演出というか、ドラマの盛り上がり方は さすがハリウッド、という感じでした。
ヒロイックな面を際立たせているし、緊迫感が途切れません。
シュタウフェンベルグ大佐と家族との関係も、効果的な描かれ方でした。
制帽をかぶって敬礼するオチビちゃんがかわいかったな・・・。
トム・クルーズ、やっぱり華のある俳優さんですね。かっこよかった。
手首までしかない右手を上げて「ハイル、ヒットラー!」を叫ぶ場面なんて、怖いくらいに迫力がありました。
ドイツ版のポスターもなかなか良いです。
普段は特定の俳優が出演する映画のパンフレットしか買わないことにしているんですが、これはついつい購入してしまいました。
今、反芻しているところです。
見終わってからロビーで
ドイツ語じゃなくて英語というのはヘンですなあ。
と語り合っているおじいさんがいましたが、まあジンギスカンをジョン・ウェインが演じたり、エリザベス・テイラーがクレオパトラを演じたりするのがハリウッドですから・・・。
ドイツの俳優さんが多数出演していたということで良し、と。
by mifuyusasa
| 2009-03-27 18:59
| Theater
|
Comments(2)
Commented
by
アコード
at 2009-03-29 15:41
x
見てきたんですが、前の席の人の頭がスクリーンにかかってて気になってしまったせいもあって、微妙に集中できませんでした。
個人的にトムクルが苦手な私としては、やはり主役が他の人のほうがもう少し楽しめたかなあと思ってしまいました。完全な個人的感想ですが。
シュタウフェンベルク大佐の遺族からも「体型的にも人間的にも小さすぎる」と厳しい駄目だしが出てましたしね。。。
クレッチマンはなかなか出てこなくて、やっと出てたときには安心してしまいましたが、残念ながら重要な役ではなかったですね。
ビル・ナイはいくら高官とはいっても体格が貧弱すぎではないかとか。
ブライアン・シンガーは好きですし、内容はそんなに悪くないはずなのでもうちょっと集中して見たかったなあ、と後悔。
もう一回見る気になったら見てみます。DVDになるかもしれませんが。
個人的にトムクルが苦手な私としては、やはり主役が他の人のほうがもう少し楽しめたかなあと思ってしまいました。完全な個人的感想ですが。
シュタウフェンベルク大佐の遺族からも「体型的にも人間的にも小さすぎる」と厳しい駄目だしが出てましたしね。。。
クレッチマンはなかなか出てこなくて、やっと出てたときには安心してしまいましたが、残念ながら重要な役ではなかったですね。
ビル・ナイはいくら高官とはいっても体格が貧弱すぎではないかとか。
ブライアン・シンガーは好きですし、内容はそんなに悪くないはずなのでもうちょっと集中して見たかったなあ、と後悔。
もう一回見る気になったら見てみます。DVDになるかもしれませんが。
Commented
by
mifuyusasa at 2009-03-29 18:25
<アコードさま。
あ、トムがダメだとダメかもしれませんねー。
ドイツ版テレビムービーのワルキューレはいかがでしょうか。
描き方はあっちのほうがドキュメンタリーっぽくてホントらしかったです。
トムは遺族からずいぶん言われていたんですね。
クレッチマンがシュタウフェンベルグ、という企画があったそうですが。。。
黒髪のクレッチマンってどうでしょう。わりと良いかも。
ビル・ナイ、ちょっと貧相でしたね。でも肩が怒っているところが軍人っぽかったです。土壇場で逡巡するところなんか、体格にあっていたかも。
あ、トムがダメだとダメかもしれませんねー。
ドイツ版テレビムービーのワルキューレはいかがでしょうか。
描き方はあっちのほうがドキュメンタリーっぽくてホントらしかったです。
トムは遺族からずいぶん言われていたんですね。
クレッチマンがシュタウフェンベルグ、という企画があったそうですが。。。
黒髪のクレッチマンってどうでしょう。わりと良いかも。
ビル・ナイ、ちょっと貧相でしたね。でも肩が怒っているところが軍人っぽかったです。土壇場で逡巡するところなんか、体格にあっていたかも。