2011年 06月 11日
「エレクション」 2作一気見 |
日本のヤクザにもいろいろ系列があるようですが、
会津小鉄会
というのがあるのにはびっくりしました。
幕末の侠客、会津小鉄こと上坂仙吉の流れを引いた、ひじょーに由緒正しいヤクザ・・・。
「中国の黒社会」 (石田収 著 講談社現代新書)
によると、チャイニーズ・マフィアというのか、香港のブラック・パワーも大変古い流れを引く、由緒正しいものだそうです。
それが現代社会の産業に複雑に入り込んでいるということで、香港コワくて行けない。
(それなら日本もヤクザ怖くてうろつけない)
ノワール調にその社会を描いたジョニー・トー監督製作、原題 「黒社会」、
「エレクション」(2005年)
予告編は ここ。
そしてその続編、
「エレクション 死の報復」(2006年)
原題のサブタイトルが 「以和為貴」 ・・・えと・・・聖徳太子?
予告編は ここ。
両方ともWOWOWで昨夜深夜に続けて放送でした。
番組サイトは ここ と ここ。
香港黒社会で最大にして歴史の長い組織“和連勝会”での、2年に1度の会長選挙を前に、次期会長を巡っての抗争が始まる。
最有力は冷静沈着なロク(サイモン・ヤム)。
そして対立候補は激しやすい性格のディー(レオン・カーフェイ)。
会長になるには、明朝時代から伝わる 「竜頭棍(りゅうとうこん)」 という、まあ彫刻のある棒切れなんですけど、それを手に入れなければならない。
血で血を洗う闘いの結果、(こんなところから人を木箱に入れて落としたりするし)
竜頭棍はロクの手に。
そして血盟式(少林寺の流れを弾く、明朝再興を目指す誓いを立てていました)。
しかしまだロクとディーの戦いは終わっていない・・・。
そして続編は、さらに2年後の会長選挙をめぐる次の争い。
一作目で頭角を現しつつあった若手のジミー(ルイス・クー)が、今ではバリバリの実業家になっている。
この人は二枚目ですね。覚えておこう。
そして、ロクと次期会長の座を争う立場に。
またいくつかの流血を経て。
長老たちによる投票が・・・。
・・・というわけでトップ争いの流血沙汰が続くんですが、ハリウッドのマフィア映画と違うところは、銃撃戦じゃないことです。
撲殺。 とか 絞殺。 とか 刺殺。 とか、一瞬では終わらない、生々しくてむごたらしい場面が淡々と描かれています。
同じジョニー・トー監督の
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」(2009年)
は、銃撃戦だったのでそんなにキモチ悪くなかったですが。
(同じにヒトは死ぬんですけど)
続編で決着がついたといえるのかどうか、同じようなことが延々とこれからも続いていくんだろうなあ、という感じがします。
(ブツっといきなり終わるんだもん、2作とも)
会津小鉄会
というのがあるのにはびっくりしました。
幕末の侠客、会津小鉄こと上坂仙吉の流れを引いた、ひじょーに由緒正しいヤクザ・・・。
「中国の黒社会」 (石田収 著 講談社現代新書)
によると、チャイニーズ・マフィアというのか、香港のブラック・パワーも大変古い流れを引く、由緒正しいものだそうです。
それが現代社会の産業に複雑に入り込んでいるということで、香港コワくて行けない。
(それなら日本もヤクザ怖くてうろつけない)
ノワール調にその社会を描いたジョニー・トー監督製作、原題 「黒社会」、
「エレクション」(2005年)
予告編は ここ。
そしてその続編、
「エレクション 死の報復」(2006年)
原題のサブタイトルが 「以和為貴」 ・・・えと・・・聖徳太子?
予告編は ここ。
両方ともWOWOWで昨夜深夜に続けて放送でした。
番組サイトは ここ と ここ。
香港黒社会で最大にして歴史の長い組織“和連勝会”での、2年に1度の会長選挙を前に、次期会長を巡っての抗争が始まる。
最有力は冷静沈着なロク(サイモン・ヤム)。
そして対立候補は激しやすい性格のディー(レオン・カーフェイ)。
会長になるには、明朝時代から伝わる 「竜頭棍(りゅうとうこん)」 という、まあ彫刻のある棒切れなんですけど、それを手に入れなければならない。
血で血を洗う闘いの結果、(こんなところから人を木箱に入れて落としたりするし)
竜頭棍はロクの手に。
そして血盟式(少林寺の流れを弾く、明朝再興を目指す誓いを立てていました)。
しかしまだロクとディーの戦いは終わっていない・・・。
そして続編は、さらに2年後の会長選挙をめぐる次の争い。
一作目で頭角を現しつつあった若手のジミー(ルイス・クー)が、今ではバリバリの実業家になっている。
この人は二枚目ですね。覚えておこう。
そして、ロクと次期会長の座を争う立場に。
またいくつかの流血を経て。
長老たちによる投票が・・・。
・・・というわけでトップ争いの流血沙汰が続くんですが、ハリウッドのマフィア映画と違うところは、銃撃戦じゃないことです。
撲殺。 とか 絞殺。 とか 刺殺。 とか、一瞬では終わらない、生々しくてむごたらしい場面が淡々と描かれています。
同じジョニー・トー監督の
「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」(2009年)
は、銃撃戦だったのでそんなにキモチ悪くなかったですが。
(同じにヒトは死ぬんですけど)
続編で決着がついたといえるのかどうか、同じようなことが延々とこれからも続いていくんだろうなあ、という感じがします。
(ブツっといきなり終わるんだもん、2作とも)
by mifuyusasa
| 2011-06-11 15:15
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