2012年 03月 22日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 |
アカデミー賞17回ノミネート、3回目の受賞を根作品で果たした、大女優メリル・ストリープ。
発表されていたスティルでは実際のサッチャー首相にそっくりに見えましたし、メイクアップ賞も受賞しています。
その首相ぶりをぜひ見てみたかった。
みんなそう思ったようで、公開後初のレディースデーの映画館はほぼ満員。
(1時間前に行ったのに、前のほうの席しか取れませんでした)
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
オフィシャルサイトは ここ。
おぼつかない足取りで買い物に出る年配の女性、今は80代になったマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)。
8年前に亡くなった夫のデニス(ジム・ブロードベント)の幻と会話を交わすこともしばしば。
今も著書へのサインや晩餐会のスケジュールをこなす毎日だが、その思いはかつての自分をたどっていく。
食料品店を経営し、市長にまでなった父アルフレッド・ロバーツ(イアン・グレン)。
父の店を手伝い、上流のお嬢さんたちにバカにされながらも勉強し、オックスフォードに進学。
(若き日のマーガレットを演じたのはアレクサンドラ・ローチ)
24歳で立候補した下院議員の選挙には落選。
でもそこでめぐり会った夫、デニス(若き日はハリー・ロイド)
彼の全面的な協力を得て。
政界に進出、やがて閣僚に。
英国の厳しい経済情勢と動揺する社会情勢の中、保守党党首に当選。
そして首相に。
しかし頻発する暴動、爆破事件など、課題は山積。
鉄の女 の異名をとり、ネオ・リベラリズムのむしろ強行ともいえる路線で経済改革を進め。
ギリギリいっぱいの状況で、フォークランド紛争が勃発・・・。
フォークランドはイギリスにとってのパールハーバーであったそうで。
あんなに暴動や爆弾事件が多い国だったとは、イギリス。
そして 「ガラスの天井」 を打ち破った女性であるのですが、そのガラスがバズーカでも壊れないような超防弾ガラス。
上流階級の男ばっかりのなかで、庶民出身の女性がよく頑張ったものだ、と思ったのでした。
サッチャー氏の大学での専攻はコロイド化学だったということで、それにもびっくりです。
ご主人のデニス氏の幻との対話で進められるストーリー。
メリル・ストリープの熱演もあって、あれほどまでの女丈夫がすっかり老け込んだ姿がリアルすぎ。
物語の展開としては進めやすそうですが、ご家族としてはこういう描かれ方は本意ではないのではないかと思いました。
(かわいそうだったよ・・・)
発表されていたスティルでは実際のサッチャー首相にそっくりに見えましたし、メイクアップ賞も受賞しています。
その首相ぶりをぜひ見てみたかった。
みんなそう思ったようで、公開後初のレディースデーの映画館はほぼ満員。
(1時間前に行ったのに、前のほうの席しか取れませんでした)
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
オフィシャルサイトは ここ。
おぼつかない足取りで買い物に出る年配の女性、今は80代になったマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)。
8年前に亡くなった夫のデニス(ジム・ブロードベント)の幻と会話を交わすこともしばしば。
今も著書へのサインや晩餐会のスケジュールをこなす毎日だが、その思いはかつての自分をたどっていく。
食料品店を経営し、市長にまでなった父アルフレッド・ロバーツ(イアン・グレン)。
父の店を手伝い、上流のお嬢さんたちにバカにされながらも勉強し、オックスフォードに進学。
(若き日のマーガレットを演じたのはアレクサンドラ・ローチ)
24歳で立候補した下院議員の選挙には落選。
でもそこでめぐり会った夫、デニス(若き日はハリー・ロイド)
彼の全面的な協力を得て。
政界に進出、やがて閣僚に。
英国の厳しい経済情勢と動揺する社会情勢の中、保守党党首に当選。
そして首相に。
しかし頻発する暴動、爆破事件など、課題は山積。
鉄の女 の異名をとり、ネオ・リベラリズムのむしろ強行ともいえる路線で経済改革を進め。
ギリギリいっぱいの状況で、フォークランド紛争が勃発・・・。
フォークランドはイギリスにとってのパールハーバーであったそうで。
あんなに暴動や爆弾事件が多い国だったとは、イギリス。
そして 「ガラスの天井」 を打ち破った女性であるのですが、そのガラスがバズーカでも壊れないような超防弾ガラス。
上流階級の男ばっかりのなかで、庶民出身の女性がよく頑張ったものだ、と思ったのでした。
サッチャー氏の大学での専攻はコロイド化学だったということで、それにもびっくりです。
ご主人のデニス氏の幻との対話で進められるストーリー。
メリル・ストリープの熱演もあって、あれほどまでの女丈夫がすっかり老け込んだ姿がリアルすぎ。
物語の展開としては進めやすそうですが、ご家族としてはこういう描かれ方は本意ではないのではないかと思いました。
(かわいそうだったよ・・・)
by mifuyusasa
| 2012-03-22 11:17
| Theater
|
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