2013年 01月 27日
「アルバート氏の人生」 |
グレン・クローズが昨年のアカデミー主演女優賞にノミネートされた時、映像を見ていてえらく混乱しました。
あれ?私の知っているグレン・クローズとは別人?
派手なセレブ風の女優さんだと思っていた・・・けど、そのイメージはどこからだっけ?
「101」(1996年) と 「102」(2000年) でダルメシアンの毛皮を欲しがっていた、クルエラ・デ・ヴィルのイメージが、私の中ではすっかり定着していたんでした。
主演・助演女優賞ノミネートの二人の女優にびっくりさせられた
「アルバート氏の人生」
オフィシャルサイトは ここ。
19世紀末のアイルランド、ダブリンのホテル・モリソンで長年ウェイターを務めるミスター・アルバート・ノッブス(グレン・クローズ)。
無口で変わり者で目立たない存在だが、気配りを評価してくれている常連さんもいる。
女主人のベイカー夫人(ポーリーン・コリンズ)は、打算的で俗物。
そんな日常で、アルバートさんを支えているのはお客からのチップと、かわいいウェイトレスのヘレン(ミア・ワシコウスカ)。
ある日、ホテルの壁の塗り替えにやってきた塗装業者のヒューバート・ペイジ(ジャネット・マクティア)を、ベイカー夫人の言いつけで部屋に泊めることになったアルバートさんは、困り果てている。
なぜなら、アルバートさんは女性だから。
それに気づいてしまったヒューバートが、誰かにばらさないかとアルバートさんは心配。
だけどヒューバートは、ある秘密をアルバートさんに明かす・・・。
(この場面、自分が何を見てしまったのかとしばらく呆然としました。映画館の中は爆笑)
まあそういうわけで、同じ境遇の人物がいると分かったアルバートさん。
日々の務めをこなしつつ、ヒューバートが妻のキャスリーン(ブロナー・ギャラガー)と暮らす家も訪ねてみる。
そして自分の身の上を語ったりする・・・。
アルバートさんがかわいそうなのは、貧しさのなかで身を守るために始めた男装が板についてしまい、ヘレンのことを好きになってしまったということ。
ヘレンには新入りの同僚ジョー(アーロン・ジョンソン)という若い恋人がいて。
そのジョーがまたチンピラ野郎で、アルバートさんに貢がせるようにヘレンに仕向けたりしている。
ろくでもない奴である。
ヒューバートは、自分らしく生きるようにとアルバートさんにアドバイスをするんですが。
結末は・・・。
淡々と進むストーリー、アルバートさんの人生は、ドクター・ホロラン(ブレンダン・グリーソン)が言うほど悲惨だとは思わないんですが。
でも、とっても悲しい・・・。
グレン・クローズがグレン・クローズであるということを忘れさせられた、アルバートさんになりきった熱演でした。
アカデミー賞にノミネートされた、主演と助演の二人。
(ちゃんと女の人だよね)
そして、私が驚愕したというか唖然として反応できなかった場面。
あれ?私の知っているグレン・クローズとは別人?
派手なセレブ風の女優さんだと思っていた・・・けど、そのイメージはどこからだっけ?
「101」(1996年) と 「102」(2000年) でダルメシアンの毛皮を欲しがっていた、クルエラ・デ・ヴィルのイメージが、私の中ではすっかり定着していたんでした。
主演・助演女優賞ノミネートの二人の女優にびっくりさせられた
「アルバート氏の人生」
オフィシャルサイトは ここ。
19世紀末のアイルランド、ダブリンのホテル・モリソンで長年ウェイターを務めるミスター・アルバート・ノッブス(グレン・クローズ)。
無口で変わり者で目立たない存在だが、気配りを評価してくれている常連さんもいる。
女主人のベイカー夫人(ポーリーン・コリンズ)は、打算的で俗物。
そんな日常で、アルバートさんを支えているのはお客からのチップと、かわいいウェイトレスのヘレン(ミア・ワシコウスカ)。
ある日、ホテルの壁の塗り替えにやってきた塗装業者のヒューバート・ペイジ(ジャネット・マクティア)を、ベイカー夫人の言いつけで部屋に泊めることになったアルバートさんは、困り果てている。
なぜなら、アルバートさんは女性だから。
それに気づいてしまったヒューバートが、誰かにばらさないかとアルバートさんは心配。
だけどヒューバートは、ある秘密をアルバートさんに明かす・・・。
(この場面、自分が何を見てしまったのかとしばらく呆然としました。映画館の中は爆笑)
まあそういうわけで、同じ境遇の人物がいると分かったアルバートさん。
日々の務めをこなしつつ、ヒューバートが妻のキャスリーン(ブロナー・ギャラガー)と暮らす家も訪ねてみる。
そして自分の身の上を語ったりする・・・。
アルバートさんがかわいそうなのは、貧しさのなかで身を守るために始めた男装が板についてしまい、ヘレンのことを好きになってしまったということ。
ヘレンには新入りの同僚ジョー(アーロン・ジョンソン)という若い恋人がいて。
そのジョーがまたチンピラ野郎で、アルバートさんに貢がせるようにヘレンに仕向けたりしている。
ろくでもない奴である。
ヒューバートは、自分らしく生きるようにとアルバートさんにアドバイスをするんですが。
結末は・・・。
淡々と進むストーリー、アルバートさんの人生は、ドクター・ホロラン(ブレンダン・グリーソン)が言うほど悲惨だとは思わないんですが。
でも、とっても悲しい・・・。
グレン・クローズがグレン・クローズであるということを忘れさせられた、アルバートさんになりきった熱演でした。
アカデミー賞にノミネートされた、主演と助演の二人。
(ちゃんと女の人だよね)
そして、私が驚愕したというか唖然として反応できなかった場面。
by mifuyusasa
| 2013-01-27 12:18
| Theater
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