2018年 11月 05日
ホラー2本 |
ヴェネチア国際映画祭で称賛とブーイングを浴びた問題作
20世紀初頭のニューヨークに暮らすイーディス(ミア・ワシコウスカ)は、作家を志す資産家令嬢。
「マザー!」(2017年)
を見ました。
キリスト教国の住人ではない私には、涜神的な何かというよりは、ただ難解なスプラッタ・ホラーに見えてしまうのでした。
(レビューは別ブログの こちら をご覧ください)
そういえば、見たいホラーがほかにもあった。
というわけで、1990年のTVM版のリメイク、スティーヴン・キング原作
「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(2017年)
オフィシャルサイトは ここ。
1988年、アメリカの田舎町デリー。
病弱で引きこもりがちな少年ビル(ジェイデン・リーバハー)の弟ジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)は、雨の中ひとりで遊んでいて、側溝に潜む何者かに襲われて姿を消してしまう。
弟の失踪に責任を感じていたビルは、いるはずのない存在を見てしまう。
で、この作品は「スタンド・バイ・ミー」で、ボーイ・ミーツ・ガールで、ちょっぴりホラーでした。
ホラー的要素もスティーヴン・キングらしいホラーだったので、予想したよりは怖くないです。
原作はずいぶん長いし、決着は続編でつくらしいので、次を楽しみにしたいと思います。
(1990年版は見ていないのでラストがわからない)
トム・ヒドルストンとジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカ出演ということで、公開当時話題を呼んでいた
「クリムゾン・ピーク」(2015年)
ですが、「キング・アーサー」(2017年)の主演、チャーリー・ハナムも出ていました。
それから終わってから気がついた「スパナチュ」のジム・ビーヴァーが出ていたりして、見た顔がちょこちょこ。
ポスターや予告編が ゴシック・ホラーの王道 というイメージだったので、監督が監督だということもあり画面の美しさを期待しました。
オフィシャルサイトは ここ。
ある日、英国から来た准男爵トーマス・シャープ(トム・ヒドルストン)と名乗る青年と舞踏会で知り合い、恋に落ちる。
暖炉があったって寒いでしょうに。
ギレルモ・デル・トロ的に美しさとオドロが同じ画面に共存。
そしてこのところ見たホラーの中で一番怖かったのはやっぱり 「死霊館」(2013年)のシリーズ ですね。
「死霊館のシスター」も見たかったんですが、テレビ放送を待ってます。
というわけで、今回見た2本は秀作ではありましたが、私にはあんまり怖くなかったんでした。。。
(すれっからし)
by mifuyusasa
| 2018-11-05 15:13
| Online
|
Comments(2)
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へなちょこ
at 2018-11-10 19:47
x
えーと・・・、めっちゃ怖いんですけど
今作知らなかったんですけど、見たいような怖いような
「アザーズ」でも怖かった私には難易度が高すぎる気がします
今作知らなかったんですけど、見たいような怖いような
「アザーズ」でも怖かった私には難易度が高すぎる気がします
Commented
by
mifuyusasa at 2018-11-11 19:21
<へなちょこさま。
「アザーズ」の方が、コワかったです。
他のギレルモ作品と比べて、オチがハッピーエンドになっているので、その辺が怖くなかったかな。
幽霊は、グロテスクな割には悪くないので。。。って、ホラー映画をお勧めするに当たって怖くなさを強調してもいいのでしょうか。。。
「アザーズ」の方が、コワかったです。
他のギレルモ作品と比べて、オチがハッピーエンドになっているので、その辺が怖くなかったかな。
幽霊は、グロテスクな割には悪くないので。。。って、ホラー映画をお勧めするに当たって怖くなさを強調してもいいのでしょうか。。。