2008年 09月 29日
徹底した孤独 |
7世紀の半ばに新潟付近で取れた 燃える土と燃える水 が、朝廷に献上されたそうです。アスファルトと石油ですね。
で、においがすごいので江戸時代には
臭生水(くそうず)
と呼ばれたらしい。
秋田でも 八橋油田 で、1960年代まで油井が林立して活況を呈していたということです。
もう掘り尽くしてしまったんでしょうか。
資源の少ない国って寂しい・・・。
・・・って、余計なことも考えながら見てしまった
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年)。
アカデミー賞8部門ノミネート、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞を、それから撮影賞も受賞。
この春の日本公開でしたが、体調が悪くて観にいけませんでした。残念。
オフィシャルサイトは ここ。
ダニエル・プレイビュー(ダニエル・デイ・ルイス)は、19世紀末に金を掘り当てたのを皮切りに。
石油採掘に手を出し、一攫千金を狙う。
息子H.W(ディロン・フレイジャー)を相棒というか小道具というか、そういう二人連れの商売。
ある日、彼の元を訪れた青年が故郷に油脈があるという情報をもたらし、早速偵察。
有望な土地を、パートナーのフレッチャー(キアラン・ハインズ)とともに買占め。
採掘が始まる・・・。
その間、事故があったり。
弟が登場したり。
カルト系か?という感じの青年宗教家イーライ(ポール・ダノ)に、採掘権と引き換えに信仰告白を強要されたり。
しかしその間、ダニエルは徹底的に孤独です。
人を信用せず、嫉妬と憎悪が原動力だ、と語るとき、それが本当の彼の信仰告白に違いない。
こんなに仲のよかった息子とも。
結局のところ、寄り添い合うことができない。
そして・・・。
頂点を極めた末にたどり着くところは。。。
ダニエル・デイ・ルイス、濃くて癖があるので迫力というか存在感たっぷりです。
隣に持ってくるのはキアラン・ハインズほどの個性がないと完全にかすんでしまいそう。
高々と炎を上げて燃え盛る油井は、この映画の中の象徴的な場面なのかもしれません。
この場面はやっぱりスクリーンで見たかったなあ。
音楽も効果的でした。ほんと、劇場で見なかったのが残念。
(でも重いなー)
で、においがすごいので江戸時代には
臭生水(くそうず)
と呼ばれたらしい。
秋田でも 八橋油田 で、1960年代まで油井が林立して活況を呈していたということです。
もう掘り尽くしてしまったんでしょうか。
資源の少ない国って寂しい・・・。
・・・って、余計なことも考えながら見てしまった
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年)。
アカデミー賞8部門ノミネート、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞を、それから撮影賞も受賞。
この春の日本公開でしたが、体調が悪くて観にいけませんでした。残念。
オフィシャルサイトは ここ。
ダニエル・プレイビュー(ダニエル・デイ・ルイス)は、19世紀末に金を掘り当てたのを皮切りに。
石油採掘に手を出し、一攫千金を狙う。
息子H.W(ディロン・フレイジャー)を相棒というか小道具というか、そういう二人連れの商売。
ある日、彼の元を訪れた青年が故郷に油脈があるという情報をもたらし、早速偵察。
有望な土地を、パートナーのフレッチャー(キアラン・ハインズ)とともに買占め。
採掘が始まる・・・。
その間、事故があったり。
弟が登場したり。
カルト系か?という感じの青年宗教家イーライ(ポール・ダノ)に、採掘権と引き換えに信仰告白を強要されたり。
しかしその間、ダニエルは徹底的に孤独です。
人を信用せず、嫉妬と憎悪が原動力だ、と語るとき、それが本当の彼の信仰告白に違いない。
こんなに仲のよかった息子とも。
結局のところ、寄り添い合うことができない。
そして・・・。
頂点を極めた末にたどり着くところは。。。
ダニエル・デイ・ルイス、濃くて癖があるので迫力というか存在感たっぷりです。
隣に持ってくるのはキアラン・ハインズほどの個性がないと完全にかすんでしまいそう。
高々と炎を上げて燃え盛る油井は、この映画の中の象徴的な場面なのかもしれません。
この場面はやっぱりスクリーンで見たかったなあ。
音楽も効果的でした。ほんと、劇場で見なかったのが残念。
(でも重いなー)
by mifuyusasa
| 2008-09-29 14:29
| DVD & Blu-Ray
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