2008年 11月 29日
I shall return. |
ずーーーっと昔にテレビで見て、いわゆる名セリフ
「I shall return.」
を、まったく日本語発音で
「あい・しゃる・りたーん。私は帰ってくる」
と吹き替えていたのだけが印象に残っています。
日本語吹き替えは佐々木勝彦氏、デ・ニーロの声をよく演じておられますが、最近ではLotRのセオデンの声を担当された方だそうです。
今回は字幕スーパーなので、あの衝撃を追体験できないのが残念。
スターチャンネルで放送、
「マッカーサー」(1977年)。
番組案内は ここ。
予告編はYoutubeの こちら の前半3分。
マッカーサーのもうひとつの名セリフが含まれる、退役の時のウェストポイント陸軍士官学校での演説場面のオーディオは こちら。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die; they just fade away.)」 というあれです。
映画の冒頭は、その演説の場面から始まります。演説前半の名セリフは「義務、名誉、国家」。
1942年、フィリピン。
日本との戦況で劣勢に悩む中。
大統領命令で海上封鎖を突破してオーストラリアに渡るダグラス・マッカーサー将軍。
「早逃げマック」と兵卒にまで揶揄される彼だが、オーストラリア到着後の演説が
I came to, and I shall return. 私はやってきた。そして私は戻る。
彼は補給線を断つことで戦局を変え、ニューギニア、レイテと勝ち進み、フィリピンへ帰還。
このあたり日本の負け戦ですが、日本軍は具体的には出てきません。
いわゆる東京ローズによる、英語でのプロパガンダ放送がラジオで入ってきているのがいちばん具体的です。(すごくヤなやつに見えます。日本)
そして広島・長崎に原爆が落とされ、終戦・・・。
(マッカーサーは上陸作戦を実行したがっていたらしい)
戦艦ミズーリでの調印式の演説場面から占領の場面に移りますが、マッカーサーを日本人の理解者として描き、このあたりから本国政府との亀裂が。
その後迎える朝鮮動乱に介入、政府の指示を無視し、ついに解任へ・・・。
と、冒頭のシーンに戻り、老兵 のフレーズへと至ります。
大昔に何かの本で読んだときのマッカーサーの印象は、コワモテに作り上げたイメージとは違って エリート意識の強い坊ちゃん育ちのマザコン という感じだったのですが、映画の中ではむしろファザコン。
いずれにしても、さすがにグレゴリー・ペックが演じるとかっこいいですね。
(映画の出来としてはどうなのかなー)
おなじみコーンパイプでサングラスのマッカーサー姿のペック。
実物はこちら。
なんだかブルース・ウィリスを縦長にしたような・・・。
「I shall return.」
を、まったく日本語発音で
「あい・しゃる・りたーん。私は帰ってくる」
と吹き替えていたのだけが印象に残っています。
日本語吹き替えは佐々木勝彦氏、デ・ニーロの声をよく演じておられますが、最近ではLotRのセオデンの声を担当された方だそうです。
今回は字幕スーパーなので、あの衝撃を追体験できないのが残念。
スターチャンネルで放送、
「マッカーサー」(1977年)。
番組案内は ここ。
予告編はYoutubeの こちら の前半3分。
マッカーサーのもうひとつの名セリフが含まれる、退役の時のウェストポイント陸軍士官学校での演説場面のオーディオは こちら。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die; they just fade away.)」 というあれです。
映画の冒頭は、その演説の場面から始まります。演説前半の名セリフは「義務、名誉、国家」。
1942年、フィリピン。
日本との戦況で劣勢に悩む中。
大統領命令で海上封鎖を突破してオーストラリアに渡るダグラス・マッカーサー将軍。
「早逃げマック」と兵卒にまで揶揄される彼だが、オーストラリア到着後の演説が
I came to, and I shall return. 私はやってきた。そして私は戻る。
彼は補給線を断つことで戦局を変え、ニューギニア、レイテと勝ち進み、フィリピンへ帰還。
このあたり日本の負け戦ですが、日本軍は具体的には出てきません。
いわゆる東京ローズによる、英語でのプロパガンダ放送がラジオで入ってきているのがいちばん具体的です。(すごくヤなやつに見えます。日本)
そして広島・長崎に原爆が落とされ、終戦・・・。
(マッカーサーは上陸作戦を実行したがっていたらしい)
戦艦ミズーリでの調印式の演説場面から占領の場面に移りますが、マッカーサーを日本人の理解者として描き、このあたりから本国政府との亀裂が。
その後迎える朝鮮動乱に介入、政府の指示を無視し、ついに解任へ・・・。
と、冒頭のシーンに戻り、老兵 のフレーズへと至ります。
大昔に何かの本で読んだときのマッカーサーの印象は、コワモテに作り上げたイメージとは違って エリート意識の強い坊ちゃん育ちのマザコン という感じだったのですが、映画の中ではむしろファザコン。
いずれにしても、さすがにグレゴリー・ペックが演じるとかっこいいですね。
(映画の出来としてはどうなのかなー)
おなじみコーンパイプでサングラスのマッカーサー姿のペック。
実物はこちら。
なんだかブルース・ウィリスを縦長にしたような・・・。
by mifuyusasa
| 2008-11-29 14:48
| on TV
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